2020/10/10

完成!アクティブステアリング with VSシャーシEvo.I!!

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

前のエントリで無謀にも、アクティブステアリングマシンにVSシャーシEvo.Iを搭載しようというカスタムに挑むことになったのを覚えておいででしょうか?

そんで今までのシステムだとまず無理な事が分かったので、アクティブステアリングをまた作り直すって事になったんですが、それがようやく形になりました!!

もう御託は良いっすね。とにかくマシンを見て頂きます。

まずは全体。

 以前のステアリングシステムから見てフロント部分はさほど変化が無いように見えますが、全て新規に作成しています。サイドから覗くアンダーパネルがカッコいい!!

続いてボディを外した状態がこちら。

シャーシ本体のガイドローラ部分は、インナーダンパーの搭載に際して切り落としております。何とも仕上がってるシャーシっぽさが出て良い感じです。

ちょっと分かり難いかもですが、前輪をリンクさせるロッドもFRPから新規で作成しています。ほんとはカーボンで行きたかったのですが、ダメにするのを恐れてFRPで作成しました。ここに来るまでにもステーを数枚ダメにしています。

今の所これに載せれるボディはデザートゴーレムしか分かりません。ひょっとしたらフルカウルミニ四駆だったら、加工したら他にも載せれるボディがあるかもしれません。バギー系はほぼ載せれるボディは無いと思います。

続いて裏側はこんな感じです。

もうまごう事なきVSシャーシEvo.Iのアンダーパネルですね。視覚の暴力です。

VSシャーシEvo.Iのアンダーパネルはフロントバンパー部分が別パーツになっていて、そこをどうするかが問題だったのですが、FRPリアブレーキステーの穴が縦にも横にも丁度良かったのです。これがあったから出来たカスタムだと言えます。超大切です。

続いてフロント部分のアップ


今回非常に重要なパーツでもあるのですが、フロントにポチっと二つ覗いてる2mmアルミロックナット(オレンジ)が見た目にもポイントです。ステアリングシステムの色とも合わさってカッコよく出来ました。

これの何が重要なのかと言う話なんですが、まず旧タイプのアクティブステアリングシステムをご覧ください。

こんなもんだったんですが、前から覗いてみると

 こんな感じで結構厚みがありました。今測ってみたら両端のステーが二重になっている所で6mmもあります。

ところが今回の新型を正面から見てみると。

ちょっと分かり難いかもしれませんが、二重になっているステーの間に隙間がなくなり、システム全体の薄型化に成功しているのです。この薄型化をするためにフロントワイドスライドダンパー用カーボンステーを削って、ロックナットを埋め込む形にしたんですね。アンダーパネルを搭載するにはどうしてもシステムを極限まで薄型化する必要がありました。なので旧システムではスプリング部分を隠すようにGP.150FRP強化マウントプレートを加工したパーツを配していたのですが、今回はそれも廃止しています。 

そのほかにもシャーシのスラスト角に合わせてFRPを斜めに削ったり、調整に次ぐ調整でした。しんどかった。このカスタムをするにあたってルーターを購入したのですが、おかげで作業効率が凄まじかったです。こんな事ならもっと早く買っておくべきだった。

ちなみに僕が買ったのはTECKLIFEミニルーター32PCSビットです。こちらのダイアモンドカッターとセットでおススメです。合わせても4000円程度ですが、FRPもカーボンも楽々切ったり削ったりできます。

更に画像を見たらわかりますが、メンテナンススペースアルミセッティングボードも勢いで購入してしまいました。撮影時に多少映えますね。でもこのボード、メンテナンススペースにぴったりハマるのかと思ったら、微妙にはまらないんです。無理やり押し込まないといけない。個体差があるのか・・・?

 

とりあえず、VSシャーシで出来るアクティブステアリングの究極系が出来上がったと自分では思っています。と言いつつもまだパーツのカーボン化だったりチョコチョコ弄ろうと思う(ボディの色も塗ってないしね)のですが、とりあえずこのマシンはこんな感じかなと。

本来だと全てバラしてどのように組んでいるのか見せるべきかもなのですが、クソ面倒一度バラすと結構大変なので今回は組んだままの画像で勘弁してください。また時間がある時によりシステムの構成が分かるエントリをアップします。

 

さて、とりあえずこれまでの活動に一つ区切りがついたとして、これからどうするかって感じなんですが、今新たに二つのプロジェクトが始動しています。

まず一つ目は、これまた以前のエントリでも触れたVZシャーシ。こいつにステアリングシステムが使えるという事が分かってしまったので、VZシャーシでのアクティブステアリングを開発していこうと思います。もう僕はステアリングなしでは生きていけない。

続いて二つ目は、ステアリングからは脱して、ガチで走るマシンを作ろうという物です。今まで頑張って作ってきたステアリングマシンなのですが、高価なパーツも湯水のように投入し、もう走らせてコースアウトするのが怖いコンデレマシンの様になってしまいました。なので、本来の「走り」を追求するマシンを作りたいなと思う訳です。余ったパーツもいっぱいあるしね!


という事で引き続きやって行きますので、どうぞ皆さまよろしくお願いいたします。

4 件のコメント:

  1. スゴイですね。自身も ステアリングシステムに熱中していて、実戦性を備えているほど十分に輕薄短小、うまく作ったと自信してきましたが、ここの管理者のマシンは実に見事で勉強が大きくなりました。いつか管理者様のステアリングマシンをレースに出走させて活躍する姿も期待したいです。

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    1. わーい!コメントありがとうございます!
      ステアリングシステムには一部の人を熱狂させる魔力がありますよね。
      僕のマシンは頑張って作りはしたんですが、走りの方はあまり速く無いように思います。調整が必要ですね(^-^;)
      CreatnCritさんのマシンも是非見てみたいです!

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    2. 実は比較して見せるだけのことはできませんが、どうやらBOLSTUMPさんにはマシンを見せなければならないので、昨日レースの報告を兼ねてポストを一方投稿しました。

      https://createandcriticize.blogspot.com/2022/01/2022-1-22-tamiya-korea-2022-january.html

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  2. しまったー!アカウント間違えました!グーグルアカウント二つを交互に使ってみるとこんなことがありますね。

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